空白
空白
$aaa \ bbb$
aaa \ bbb
空白を表すには、\ と半角スペースを組み合わせます。空白だけでは空白を表示することはできません。
広い空白
$aaa \quad bbb$
aaa \quad bbb
広い空白を表すには、半角スペースを繰り返す方法もありますが、 \quad を使う方法もあります。quad は quadrat(正方形の枠)のことです。word などで、空白が四角形で表されることがありますが、あれをイメージするとわかりやすいでしょう。
広い空白2
$aaa \qquad bbb$
aaa \qquad bbb
\quad の q を重ねると、スペースが広くなります。
空白(サイズ指定)
$aaa \hspace{ 10pt } bbb$
aaa \hspace{ 10pt } bbb
hspace は horizontal space(横方向の空白)のことです。大きさを指定して空白を表すことができます。
空白をなくす
$aaa \! bbb$
aaa \! bbb
\ と ! を組み合わせると、間のスペースを詰めることができます。
改行
$\begin{eqnarray} aaa \\ bbb \end{eqnarray}$
\begin{eqnarray} aaa \\ bbb \end{eqnarray}
\ を2つ重ねると、改行になります。\cr でも改行を表すことができます。cr は、carriage return(カーソルを文頭へ戻すことを表す制御文字)のことです。
改行(サイズ指定)
$\begin{eqnarray} aaa \\[5pt] bbb \end{eqnarray}$
\begin{eqnarray} aaa \\[5pt] bbb \end{eqnarray}
\ を2つ重ねた後で、改行の幅を指定することができます。
改行(サイズ指定)サンプル
$\begin{eqnarray} & & \frac{1}{2} +\frac{1}{3} +\frac{1}{6} \\[ 5pt ] &=& \frac{3}{6} +\frac{2}{6} +\frac{1}{6} \\ &=& 1 \end{eqnarray}$
\begin{eqnarray} & & \frac{1}{2} +\frac{1}{3} +\frac{1}{6} \\[ 5pt ] &=& \frac{3}{6} +\frac{2}{6} +\frac{1}{6} \\ &=& 1 \end{eqnarray}