$\let\divisionsymbol\div \let\oldRe\Re \let\oldIm\Im$

四則演算

足す

$1 + 2$

1 + 2
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記号をそのまま使います。

引く

$3 - 1$

3 - 1
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記号をそのまま使います。

掛ける

$2 \times 3$

2 \times 3
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「2×3」を英語では「2 times 3」ということに由来しています。

割る

$6 \divisionsymbol 3$

6 \div 3
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\div は、divide(割る)に由来しています。physics 拡張を使っている場合は、\div の内容が上書きされてしまうので、上書きされる前に複製しておく必要があります。

プラスマイナス

$\pm 1$

\pm 1
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\pm は、plus と minus に由来しています。

マイナスプラス

$\mp 1$

\mp 1
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\mp は、minus と plus に由来しています。

掛ける(簡略)

$a \cdot b = ab$

a \cdot b = ab
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\cdot は、center dot(中央の点)に由来しています。

割る(分数)

$a \divisionsymbol b = \frac{a}{b}$

a \div b = \frac{a}{b}
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割り算と分数の関係です。

掛け算の筆算

$\begin{array}{r} 67 \\[-3pt] \underline{\times\phantom{0}63}\\[-3pt] 201 \\[-3pt] \underline{\phantom{0}402\phantom{0}} \\[-3pt] 4221 \end{array}$

\begin{array}{r}
67 \\[-3pt]
\underline{\times\phantom{0}63}\\[-3pt]
201 \\[-3pt]
\underline{\phantom{0}402\phantom{0}} \\[-3pt]
4221
\end{array}
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array 環境を使い、右寄せの指定をしています。underline で文字をくくると、その文字の下に線がひかれます。phantom は、指定した文字の代わりにスペースが確保されます。-3pt は、改行の幅を少し詰めるための書き方です。

割り算の筆算

$\begin{array}{r} 7.6 \\[-3pt] 25\enclose{longdiv}{190\phantom{0}} \\[-3pt] \underline{175\phantom{.0}} \\[-3pt] 15\phantom{.}0 \\[-3pt] \underline{15\phantom{.}0} \\[-3pt] \phantom{000}0 \end{array}$

\begin{array}{r}
  7.6 \\[-3pt]
25\enclose{longdiv}{190\phantom{0}} \\[-3pt]
  \underline{175\phantom{.0}} \\[-3pt]
  15\phantom{.}0 \\[-3pt]
  \underline{15\phantom{.}0} \\[-3pt]
  \phantom{000}0
\end{array}
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\enclose{longdiv} を使うと、割り算の筆算の書き出し部分を表すことができます。phantom を使って、指定した文字の代わりに空白を入れ、上下の位置を合わせています。

合同式

$a \equiv b \mod n$

a \equiv b \mod n
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mod と equiv は、modular arithmetic(合同算術)と equivalence(同値)に由来しています。合同であることを表すのに、三本線が使われます。

合同式(括弧付)

$a \equiv b \pmod n$

a \equiv b \pmod n
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「最後に丸かっこ(parentheses)がつく mod」で、pmod です。

合同式(二項演算子)

$\gcd(a, b) = \gcd(b, a \bmod b)$

\gcd(a, b) = \gcd(b, a \bmod b)
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「二項演算子(binary operator)のように使える mod」で、bmod です。

比例

$x \propto y$

x \propto y
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proportional to(~に比例する)に由来しています。